身体障害者入所施設をつくる会
発起人の本田桂吾です。私の住む碧海5市には重度の身体障害者が利用できる入所施設が一つもありません。私のような障がい者が、年と共に老いていく家族だけに頼って、地域で暮らしていくのは困難です。
障がい者本人もその家族も、障がいを持ったことで犠牲になるのはあまりにも酷です。人と人が触れ合い助け合いながら、地域で暮らすためには、様々な状況に応じて利用できる多様な支援がもっと必要です。夜間や休日など緊急時にも対応できる体制を地域の中に築いていくためにも、核となる多様な入所施設が必要不可欠です。
私は以上の考えから、今すぐにでも、声を上げて身近な場所にいつでも利用可能な身体障害者入所施設の設立を呼びかけたいと考えています。
障がい者の皆様、ありのままの自分を受け入れて、私と友に声を上げて行動しませんか?
障がい者を持つ家族の皆様、将来を見据えて考えてください。障がいを持った者を家族だけで一生支えていくことができますか?手遅れになる前に手を打つべきではないでしょうか?
私は障がい者がかわいそうな存在とは考えません。障がい者がこの世にいるのにはいくつか理由があると思います。その一つは「行き過ぎた競争原理は人を幸せにできない」ということです。たとえ人より能力は劣っても、助け合って生きていくことを知っています。どうかこの機会に障がい者と触れ合ってみてください。
もちろん私一人では何もできません。この願いを叶えるには、皆様のご協力と、この地域を良くしたいという情熱に懸けるしかありません。どうか皆様のご理解とご協力をお願いします。
●施設設立にあたってご支援・ご協力をいただける方 入会届けはこちら
参考となる情報として、碧海5市ではありませんが近隣で利用可能な入所施設が、西尾市のピカリコです。しかし入所者32名に対して、待機者が78名。短期入所3名に対して136名の待機者があります。圧倒的に行き場が不足しているのがわかります。
安城市に身体障害者入所施設を!!「設立を呼びかける会(仮称)」の案内
発起人の本田桂吾です。私は進行性筋ジストロフィーで、365日24時間の
介助が必要な身です。これまではヘルパーを利用し、自宅で生活してきましたが、
障害者自立支援法施行以来、徐々に必要なサービスが受けられなくなりました。
特に夜間は難しい状況です。
先日、父が入院し、家族の負担が一気に増加しました。残念ながら安城市には、
私のように、医療行為を必要とする重度の障害者を受け入れていただける
施設がありません。年とともに老いていく家族だけに頼って生きていくのは
困難です。このような現状を踏まえ、入所施設の設立に向け、声を上げて
行きたいと思います。皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いします。
※設立を呼びかける会は以下の日程で開催されました。
日時:9月12日(土) PM 1:30~
場所:安城市福祉センター 3階 第4会議室 電話:0566^77-7888
内容: 1)西尾市身体障害者療護施設ピカリコ 施設長 磯貝総一郎氏
「入所施設がなぜ今必要なのか?」
2)今後の活動について
3)その他
お問い合わせ:電話・FAX 0566-77-7331(本田桂吾自宅)
E-mail:mmx@sun-inet.or.jp