ずっと一緒に ~盲導犬が老いたとき~/田中真由美 著
内容紹介
せつない別れがあります。
盲導犬が歳を取り、「引退」すると、大好きな大好きなユーザーさんとお別れをしなければなりません。
もしユーザーさんが引退した盲導犬と、最後まで一緒に暮らすことを希望した場合、新しい盲導犬は貸与されません。それは、さまざまな不便さを受け入れることを意味します。たとえば、引退犬とともに、もう電車やバスには乗れなくなります。お店にも入ることはできなくなります。引退犬を引き取るということは、とても覚悟の伴うことなのです。
そして、それを選んだのが、著者の田中真由美さんとご主人の保さん、そして盲導犬のカンタスです。
本書は、盲導犬との生活、そして引退盲導犬を引き取って暮らしていく大変さ、あるいはそこから生まれる喜びをエピソードとしてまとめています。
『ずっと一緒に 盲導犬が老いたとき』
著者:田中真由美/四六判、並製、208ページ
ぶんか社
ISBN 978-4-8211-4270-5
本体1200円(税込1260円)