ゼロの握手/柴崎昭雄 著
ゼロの握手とは、握力はゼロであっても、人と人との握手(出会い)を大切にしたいという思いと、頚髄(頚椎)損傷というハンディを負ったことで、人生をゼロから出発するという意味がこもっています。
■柴崎昭雄のエッセー集「ゼロの握手」が出版されました。
僕の自伝的ノンフィクションといってもいい「ゼロの握手」が出版されました。もし読んでいただければうれしい限りです。
全国の書店でもご注文ご購入できます。ネット書店もAmazonをはじめ、楽天や紀伊国屋、セブンアンドワイ等でも購入できます。
内容:著者は18才で交通事故により頚髄(頚椎)損傷(首の骨を折ったことによって、脊髄の中を通っている神経が切断されること)し、全身麻痺になった。絶望的な診断だった。
だが、車椅子の生活を続けながらも詩や川柳と出会い、そこで出会ったたくさんの人から支えられながら、やがて結婚。最悪の状況から這い上がる著者の笑いと涙の復活の数々を、ペーソスたっぷりのエピソードをまじえまとめた。
■大切なこと。
「生かされていることの感謝」。感謝の気持ちに気づくか気づかないかで、人生観が大きく違ってしまうような気がする。人は自分一人で生きているわけではなく、たくさんの人に支えられている、生かされているのだと思う。
ご飯が食べられる、学校へ行ける、仕事ができる、その他すべてが、自分だけではなく、家族や友人など誰かが支えてくれるからできる。これは大ケガや大病を経験されたことのある方なら実感していることだと思う。
そのありがたさが分かれば自然と感謝の気持ちが湧く筈。また、感謝する、感謝されると、人に対してやさしくなれる気がする。
ゼロの握手 (単行本)
柴崎昭雄 (著), 佐田 満 (編集), Yuki (イラスト)
単行本: 204ページ
¥1,470
出版社: リトル・ガリヴァー社; 初版版 (2008/10/28)
言語 日本語
ISBN-10: 4903970132
ISBN-13: 978-4903970134
発売日: 2008/10/28
商品の寸法: 19.2 x 12.4 x 2 cm